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言葉は通じなくても通じ合える・・・・プノンペンPhum Thom小学校訪問

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カンボジアプノンペン市内にあるPhum Thom小学校の学校生活を見学してきました。

カンボジアも日本の学校制度と同じように小学校6年・中学校3年・高校3年の制度となっています。
小学校入学時の就学率は90%を超えていますが、実際に卒業できるのはそのうちの半分ほどです。

【卒業率が低い理由】
・子供たちが家族の生活のために働きに出ることを余儀なくされるため
・大人の教育に対する意識が低い

もちろん、「中学」「高校」「大学」と学年があがるにつれ就学率は更に低くなっていきます。
カンボジアには「家庭や親族の金銭的苦境や貧困」という事情により学校へ通うことができない子供たちが多く存在しています。

だからこそ、学校に通える子どもたちは一生懸命授業に聞き入っています。

❖授業時間の風景です。
明日のカンボジア、明日の世界を担う子どもたち

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❖以下は休憩時間の風景です。

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この写真の子どもたちは、みんなとてもいい笑顔をしていますが、この写真を撮れるまでにはもちろん、苦労もありました。

カンボジアの子どもたちに英語は通じず、会話でのコミュニケーションは不可能。写真を撮ろうとしても逃げられ、隠れてしまいます・・・。

恥ずかしがる子もいますが、やはり中には警戒心を持っている子もいるからです。
しかし、会話でのコミュニケーションはとれなくても、自分を伝えるための手段は言葉だけではないと考えました。
ボディーランゲージやリアクションでコミュニケーションをとり、徐々に子どもたちとも打ち解け、後にこの屈託のない笑顔を届けてくれました。

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心から思っている事は、たとえ相手に言葉は通じなくても、通じ合える事ができると改めて実感した1日でした。

この子どもたちの笑顔と同じように、少しでも多くの子どもたちに笑顔が生まれるよう、この笑顔を忘れないようにしたいと思います。

また今、世界では貧困であるがために十分な教育を受けられない子供たちが多数存在しています。
フォレストはそのような子供たちが、平等に教育を受けられるようになるための継続的な支援を行っていきます。

 

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