11月11日、札幌育児園さんにて寄付物品の贈呈式を行ってきました。
今回の物品支援は、モエレ沼芸術花火2015の招待に続く第2弾の支援となり、8月11日に開催されたチャリティスポーツイベント「フォレストチャリティカップ ゴルフコンペ2015」でプロゴルファーの方々や 参加者の皆さま、協賛企業さまより頂いた収益を使用させて頂き、そして赤い羽根共同募金さまご協力のもと実現できた支援になります。今回はブルーレイ・レコーダーを寄付いたしました。
これは、施設の方と子どもたちが話し合い希望した品物になります。
札幌育児園さんは、来年110周年を迎えるとても歴史のある施設です。
明治39年に2人の子どもたちの受け入れからスタートし、現在は90名まで受け入れが可能なとても大きな施設となっています。
通常、養護施設の入所対象者は1歳以上18歳未満となっていますが、特別の理由や条件が整えば20歳まで生活を送ることが可能になっています。
札幌育児園施設長の千葉さんと児童養護施設に関する法律や現在それぞれの養護施設が置かれている状況、そして施設で生活を送る子どもたちについてお話を聞かせて頂きました。
施設で生活を送る子どもたちは、進学や就職を機に退所する時、保証人や資金面の問題で賃貸住宅の契約や敷金、学費等の捻出に影響を及ぼし、最初からハンデを背負わなければならない子どもたちが多く存在しています。また、保障制度や支援が十分に足りていないということも改めて痛感致しました。
また札幌育児園さんでは教育や学力の重要性、そして一人ひとりの個性や可能性を大切にし、自立に向けた取り組みを日々行っており、こちらも大変勉強になりました。
今後も、養護施設など各支援団体と協力しあいながら支援活動を進めて行きたいと思っております。
また今回、ご支援ご協力頂きました皆さまに心よりお礼申し上げます。
今後も子どもたちに沿った活動が続けられるよう、引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。