活動報告

カンボジア王国訪問視察

4月21日~4月25日に「世界有数の観光地」であるアンコールワットのあるカンボジア王国へ訪問してきました。

2013年には年間入国者数が450万人を突破し、日本人旅行客も2000年当時に比べ約10倍(約20万人)にまで増加するなど、今では日本にとってカンボジアはとても身近な国となっています。

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カンボジア旅行客

 しかし、カンボジアには1970年代から約20年に渡り、辛く苦しい戦争やポルポト政権の時代があり、200万人~300万人ともいわれている人々が命を落としました・・・

その時代を生きてきた子供たちは大人へと成長し、今もなおその傷を抱えている人たちが多く存在しています。

「今回の訪問の目的」は、活動を応援して下さっている方からのご紹介で、カンボジアでNGOを運営されている方にお会いすること、そして普段テレビなどでしか見ていない世界を、そして子供たちの現状をこの目で確かめるために訪問してきました。

「日本とカンボジアの繋がり」はもともと古く、実に400年以上前から始まっています。

徳川家康が当時の国王宛に通商に関する書簡を出して以来、日本商船の渡航が頻繁になり、カンボジアへ居留する人たちが増えたことでプノンペンとポニャール付近の2箇所に日本人町が創られたほどです。

AngkorWat_in1945 年には、戦前フランスによって植民地化されていたカンボジアを日本軍が武装解除をし、第二次世界大戦後から10年がたった1955年には日本が講和発効 後、そしてカンボジアは独立後、初めて友好条約を結んだ外国となるなど、現在も昔も文化交流や技術提供、人材育成など様々な交流を持ち友好的な関係が築かれています。

また、アンコールワットは日本政府による修復支援活動が行われていたこともある場所です。

今回、そのアンコールワット訪問中、一人の男の子に出会いました。

マンスリー

1ドル・・1ドル・・」と小さな声でこの子は絵葉書を差し出しました。

この絵葉書を1ドルで買う代わりに写真を一枚撮らせてもらいました。
物売りの子供たちから物を買うことには様々な意見があります。

「一人から買ってしまうときりがないから買うのは良くない」
「どこにこのお金が流れているか(裏に組織がいて斡旋している等)わからないから良くない」

 基本的には、物乞いに何かを与えるといった事はしません。しかし、今回は売り歩いている物で私にとって需要のあるものであったこと、そして勇気をだして声を掛けてきた、この2点からこの子から絵葉書を買ってあげることにしました。
1ドルを差し出すと彼はスキップをしながら走って行きました。
彼の後姿を見ながら、この子どもたちの日常が物売りをする事ではなく、友達と遊んだり、勉強をしたり、スポーツをしたり出来る、そんな日常になって欲しいと思いました。

 

日本ではほとんど見る事が無くなった現状が、カンボジアにはまだまだ存在しています。

 

 

4月25日 「孤児院仁舟」訪問

最終日には、孤児院仁舟を訪問してきました。

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この孤児院仁舟はシアヌークビルにあり、海外との貿易拠点として、日本をはじめとした海外諸国が開発を支援し、徐々に発展してきた地域で経済特区にもなっています。

孤児院仁舟は豊かな自然に囲まれ、近くには学校もあり、子どもたちが生活を送るのに最適な場所となっています。

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孤児院仁舟へ向かう道中、今回初めてお会いしたNGO仁舟代表の髙田さんとお話をさせて頂きました。
カンボジアの子供たちの現状のこと、そして子供たちにとって今、何が本当に必要なことなのか。
カンボジアの子供たちには現状を打開するためのチャンスやきっかけが中々ありません。
それは家庭の貧困であったり、教育の必要性に対する認識不足から生まれてくる事が殆どで、負の連鎖を繰り返す可能性が十分にあります。

そんな子供たちが勉強をしたり、スポーツをしたり、自分の可能性を伸ばすことが出来るよう、この孤児院を通じて与えてあげたい。

今回、髙田さんとお話をさせて頂き、この状況下にいる子どもたちに何かできる事はないか日本に戻って真剣に考えてみたいと思います。

 


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