児童養護施設物品支援プロジェクト

児童養護施設プロジェクト

子どもたちの笑顔が続くように
子どもたちの日常生活に必要な支援を届けています。

施設にいる子供たちの現状-1

施設にいる子どもたちの現状

児童養護施設で暮らしている子どもたちは、親からの虐待や育児放棄、両親の離婚や不和、経済的理由など何かしらの理由により親元を離れ生活することを余儀なくされています。また、時代の変遷につれて「虐待」の割合が増え、平成30年度には約半数の子どもたちが「虐待」を理由に親元を離れており、児童養護施設に入所している子どもたちのうち約70%は、被虐待体験があります。

逆境的な体験をした子どもたちの中には、心の傷を抱えていたり、これまでの環境が影響して様々な課題を抱えている子も少なくありません。近年では知的障害や発達障害等を抱える子どもたちが増加しており、児童養護施設においては約37%の子どもたちが障害等を抱えているといわれています。

※こども家庭庁資料集「社会的養育の推進に向けて(令和5年4月5日)」より
※厚生労働省「児童養護施設入所児童等調査結果」(平成30年2月1日)より

子どもの時に経験したつらい経験は、成長しても時折思い出され、心理的な苦痛やトラウマを引き起こす可能性があり、PTSD・気分障害・不安障害といった精神症状の発生や身体の健康に対するリスクも高くなります。

また、自身が受け入れられたという経験の少なさから自尊感情の低さも生じるなど、子ども期の逆境体験は、その後の人生の広範囲にわたり悪循環を生みだし、深刻な影響を及ぼしていくため、専門性を基にしたケアはもちろん、日々の生活を物心両面で豊かにする支援が必要となります。

施設にいる子供たちの現状-2
児童養護施設の現状

児童養護施設の現状

子どもたちの健康にして文化的な生活を保障するために、児童養護施設の運営資金は基本的に国からの「措置費」と地方自治体からの「補助金」でまかなわれていますが、国の基準を超えたケアを行っていくには施設の持ち出しが必要となりますが、その多くの施設が子どもたちのために様々な工夫を凝らして運営をしています。しかしながら予算の都合により本当は買い揃えてあげたいけれど、どうしても調整がつかない場合があります。

虐待相談件数
施設数
施設にいる子供数

子どもたちの生活に
潤いと喜びを届けたい

施設で生活をおくる子どもたちにとって児童養護施設とは帰る「お家」であり、子どもたちの成長過程において大切な「居場所」です。だからこそ、児童養護施設では子どもたちのために日々さまざまな工夫を凝らし運営をしています。しかし、自治体等から支給されるお金だけでは、施設で必要とするあらゆる支出をカバー出来る訳ではないのが現状です。

Forestでは「子どもたちが必要としている物品の支援」=「子どもたちの生活に潤いと喜び」を届ける事ができると考え、いま子どもたちが必要としている物品を届ける支援活動を行っています。

子どもたちの生活に喜びを

物品支援実施児童養護施設

  • 公益財団法人鉄道弘済会児童養護施設札幌南藻園
  • 社会福祉法人 羊ヶ丘養護園
  • 社会福祉法人札幌育児園
  • 社会福祉法人札幌療育会ノビロ学園
  • 社会福祉法人児童養護施設光が丘学園
  • 社会福祉法人常徳会興正学園
  • 社会福祉法人麦の子会
  • 社会福祉法人函館厚生院くるみ学園
  • 社会福祉法人函館国の子寮
  • 社会福祉法人扶桑苑 柏葉荘
  • 社会福祉法人北光社ふくじゅ園
  • 社会福祉法人北光福祉会北光学園

敬称略50音順

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