PROJECT 03
親世代の貧困が生み出す、
子どもの人生の格差をなくすため、
私たちフォレストは支援活動を続けています。
日本の子供の貧困率
先進国最低レベルの貧困率
日本の子どもの貧困率は、先進国で最悪レベルだと言われています。特に深刻なのは、ひとり親家庭の子どもの貧困率の高さです。ひとり親家庭の貧困対策を積極的に行っている国がある一方で、日本では両親がいる家庭との格差が大きなままです。
格差社会の結果とも言うべき貧困は、子どもたちの教育の機会に大きな影響を及ぼします。貧困家庭の子どもの多くは、高等教育を受ける機会を与えられず、家計を支えるためのアルバイトに時間を取られているケースも少なくありません。そのような教育機会の喪失は、児童養護施設等で生活している子どもたちにも生じています。
社会との繋がりで良い循環を
豊かな感性を育み、社会との強い繋がりを創り上げるためには、芸術や文化、スポーツ等の体験が不可欠です。しかし、貧困家庭の子どもには、そのような機会が十分には与えられません。
私たちForestは家庭環境の格差が体験や教育の格差へと繋がり、さらには将来の所得の格差へと繋がることを防ぐため、交流の場の提供などの支援活動を続けています。社会との繋がりが欠如した子どもたちにとって、「誰かが」「自分のために」「何かをしてくれている」「気に留めてくれている」と感じられることはとても大切です。
私たちは、支援活動を通して子どもたちに「誰か」の想いが伝わり、やがて彼らが自分で「誰かのため」に行動しようと思うきっかけになることを願っています。