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札幌情報未来専門学校の授業を担当しました【障害者自立支援プロジェクト】


札幌情報未来専門学校の授業を担当しました【障害者自立支援プロジェクト】

2024年度4月より、当NPO法人が運営する就労支援事業所「Branch for pro」のスタッフが、札幌情報未来専門学校の授業講師を担当しています。
担当科目は「アプリ制作Ⅰ」(3年生)と、「ゲーム制作Ⅰ」(2年生)です。
各講義には講師に加え、Branch for proの利用者がアシスタントとして同行し、学生からの質疑応答や講義用資料準備などの業務に携わっています。

札幌情報未来専門学校はJR桑園駅からほど近い場所にあり、校内には最新設備が整っています。
今回担当した授業の部屋には、1人につきPCモニターが2台設置され、机上スペースもゆったり広々としています。
各フロアにあるカフェスペース(休憩場所)もとてもおしゃれです。

「アプリ制作Ⅰ」では、クラウド開発環境でJavaScriptを使用したモバイルアプリ作成を指導しています。
まずは基本的なアプリやゲーム作りから始め、徐々にアレンジを加える方法についての学習に移っていきます。
現在カリキュラムは終盤を迎えており、学生のみなさんは慣れた様子で入力作業をしています。課題が早く終わった学生さんは、悩んでいる他の学生のサポートにまわったり、和気あいあいとした雰囲気で授業をすすめています。

「アプリ制作Ⅰ」の受講生は3年生なのもあってか、同級生のサポートに回る学生さんなどは特に知識が豊富で、指導側の私たちにとっても大変勉強になります。

情報未来専門学校ユニティーの授業風景写真

また、「ゲーム制作Ⅰ」では、Unity(ユニティー)と呼ばれるゲーム開発プラットフォームとC#言語を用いた、2Dでのゲーム制作について指導しています。

こちらの授業では、大半の学生が初めて触れる操作画面や、C#に苦戦しながらも、より楽しいゲームにするために自分なりに改造しながら知識を高めています。

2年制コースの2年生(卒業学年)が対象の授業のため、就職活動を行いながらの受講となる方も多く、スーツ姿で登校したり、面接のために途中で授業を抜けたり等で忙しい中、時には苦手なジャンルにぶつかりながらも皆さん一生懸命課題に取り組んでいました。
コード入力の際にはエラーなども発生しますが、それらを解決できてうまくプログラムが動いた時の「よかった…!」「ほっとした…」という学生さんの表情を見るとこちらもうれしくなります。

情報未来専門学校ユニティーの授業で使用する資料写真

Forestが運営する就労支援事業所「Branch for pro」の利用者の中には「イラストなどのグラフィック制作が得意」「普段からゲームに慣れ親しんでいる」といった強みを持つ方もおり、講義中のアシスタントのみならず、講師との授業内容の打ち合わせ、授業の課題作り・素材制作等の業務にも積極的に取り組んでくれています。

「ゲーム制作Ⅰ」では、最終課題用のサンプルゲームを、素材作りも含めて一から利用者が中心となって準備をすすめました。

未来ある学生さんの学びを支援するという体験で、普段の仕事とは異なる緊張感を感じてもらえたと思います。また、「教える」ということを通じて総合的にスキルの強化を図ることにも繋がりました。今回こうした機会を頂けたことは、利用者支援としても大変貴重な体験であると感じています。

10月開講の後期からは、引き続き「ゲーム制作Ⅰ」の後続科目の「ゲーム制作Ⅱ」も担当します!
今後とも、ForestならびにBranch for proの活動を応援頂けますと幸いです。

~おしらせ~

札幌情報未来専門では、来年2025年入学生に向けたオープンキャンパスを定期的に開催しています。
ぜひ公式ウェブサイトでご確認ください!

※オープンキャンパスへの参加は申し込みが必要です。

札幌情報未来専門学校のウェブサイトは、Branch for proが制作・メンテナンスを行っています>

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